「窓の下は戦争。」
アンネ・フランクは隠れ家で日記帳にこう記します。
有名な『アンネの日記』が書かれたいきさつなどを
絵本化した作品。
丁寧な絵が、戦争の緊迫感やアンネの心情を伝えています。
こんな時代があったこと、親の私たちの世代も知りません。
それだけに、やはり読んでおかないと、と思います。
戦争はいけない、誰でも当然と思っています。
それなのに、あちこちで憎しみからのいさかいが絶えません。
日々の生活の中で私たちも見逃していることかもしれません。
このような絵本で、他人事ではなく、
そっと、考える時を持ちませんか?