1つのことでつまづくと、もう、次から次へと、やることなすこと起こること、何もかも気にいらない。
そんなことがあるもんです。
特に、子供って、そういう時があるよね。
こっちとしては、
「何がいったい気にいらないの!」
と最後には言いたくもなるところなんだけど...
ライラは、まさにその状態。
自分のワッフルにのっていたいちごがほかの家族より少なかったことに始まり、読書感想文に「もっとがんばりましょう」の評価をもらい...
とうとう、習い事のバレエなんかやめてやる!というところまで、不機嫌になるのです。
でも、バレエの先生の「それほど上手でなくていらしたし。」の一言に奮起。
先生を見返すために一生懸命踊っているうちに、なんだか、踊ることが楽しくて、すっかりご機嫌になったライラ。
そうそう、子供って、立ち直りも早いんだよ。
ちょっとしたきっかけで、すぐに元気になる。やる気が出る。前向きなんです、子供っていうのは。
大人だとね、とってもこうはいきません。
「そうそう、そうなのよ、子供って...」
最初から最後まで、そんな気分で読みました。
息子には、バレエの用語が少し難しかったかな〜という感じ。
おしゃべりに出てくる会話の内容が、いまいち理解できなかったみたいで、ウケはもう一歩でした。