中学生向きのブックトーク「お金」の試案作りで選びました。
「”経済学入門”の巻」と副題があります。
ヒロインの少女がレモネードを作り、レモネード店を切り盛りする様子を描いてあります。
材料を調達し、加工、販売する訳ですが、これがれっきとした経済活動であることがわかります。
原料、製品、市場価値、経営、労働、価格戦争、などなど、経済用語がすんなりと理解できますね。
アメリカらしいイラストで軽快に進む展開は、お話としても面白いです。
実は私にとっても、高校の政治経済の授業で、先生が紹介して読んでくれた作品なのです。
また、アメリカでは、レモネード屋さん、というのは、子どものお小遣い稼ぎではメジャーです。
そんな文化も体感できますね。
ブックトークでは、アレックス・スコットさんのレモネード屋さんの実話
(『ちっちゃなアレックスと夢のレモネード屋さん』)も
紹介しました。
もちろん、小学生高学年あたりから楽しんで学ぶことができます。
続編もあります。