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されどオオカミ」 しいら☆さんの声

されどオオカミ 作・絵:きむら ゆういち
出版社:あるまじろ書房
税込価格:\1,540
発行日:2016年10月20日
ISBN:9784904387092
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,578
みんなの声 総数 46
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  • 自然界と人間の都合と

    きむらさんの作品だ・・・
    と、「全ページためしよ」みで楽しませていたきました

    はじめ、ミッキーさんの帽子を
    被っている男の子?
    と、
    洋服がちょっと、変わってる・・・
    あ・・・モンゴルなんですね

    モンゴル=遊牧民=ゲル(移動式家)
    のイメージがあり
    ちょっと、日本チックな雰囲気だなぁ・・・

    敵を知るには
    徹底的に観察!
    相手を知るーなるほど

    で、敵=いやなやつ
    だけでなく
    いいところに気づく所が
    主人公バートルのすごいところです

    おおかみの「タオ」は
    それ以上に賢いんですね

    お互いに、通じるものがあったのに・・・

    日本にも
    動物の住む山と
    人間が生活する町の間に「里」があって
    その里は「境界域」であること
    人間が動物の生活区域を犯しては
    いけないこと 等
    おはなしを聴いた事があります

    その境界の了解が昔はお互い出来ていて
    住み分けもきちんとしていて
    人間の自然に対する「畏敬」もきちんとしていたのにー

    今、それが崩れて
    野生のクマやいのしし、サル・・・が街に現れ
    大変なことになっていますーって
    温暖化、動物の食べる木の実の減少 等の
    原因も多々ありますが

    人間の驕りに気付かされます

    タオ亡き後、バートルはこれから
    どうするのでしょう?
    読後、みんなで話し合うのも
    いいかもしれませんね

    いろいろ考えさせられる作品でした

    投稿日:2017/04/13

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