学校での物語を通じて、ビブリオバトルとはどんなものなのかが書かれています。
この本を読むと、ビブリオバトルのことを今まで知らなかった人や体験したことがない人が、実際に自分がビブリオバトルを体験したような気持ちになるところがいいです。
物語の中で、紹介したい本の名前がいろいろ出てくるのですが、架空の本ではなく、実際に出版されている本が出てくるので、読者は「知っている!!」といった本の名前にたくさん出会えると思います。
物語だけでなく、ノンフィクションや科学の本などもたくさん出てきて興味深いです。
ビブリオバトルを通して、読書の幅が広がること、友達が紹介する本を読んでみたいと思う気持ちなど、知っていただけると嬉しいです。
そして、学校で実際にやってみたいと先生や司書の方々に提案し、実際にビブリオバトルを体験してもらえたらと思います。