子どもの頃は、天井の模様が動いたり、お布団の膨らみが人みたくムクって起き上がったり、、、しました、、よね?(笑)
私は怖くてそのまま目をつぶってしまう子でしたが、この本の男の子は、不思議体験に飛び込んで、夢の中(?)を存分に楽しんでいましたね。羨ましかったです。
お母さんに布団を掛けられ寝かしつけられた時の男の子の表情がなんとも言えず可愛らしくて、「そうそう、こんな顔するする!」と笑ってしまいました。
魅惑的に光るビー玉の惑星や、迷子の恐竜ちゃんたちのキュンとさせられる泣き顔、ポストの艶めかしくユーモラスな足さばき、ページをめくるごとに、緻密で美しいのりたけさんのワールドへ、あっという間に引きずり込まれてしまいます。
息子が窓の外に何かを見つけたら、起きて一緒に見られるといいなぁ。