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トリガー」 しいら☆さんの声

トリガー 著:いとう みく
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,540
発行日:2018年12月
ISBN:9784591160732
評価スコア 4.4
評価ランキング 12,904
みんなの声 総数 4
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  • 心ざわめく1冊

    表紙を開いて
    カバーに大文字から、だんだん文字が小さくなる
    本文から抜粋した文章に、まずドキッ!とします

    トリガー = きっかけ

    でしたか

    何のきっかけ?

    今季2022年の朝ドラは
    「ちむどんどん」

    わくわく、ドキドキ、キュンキュンするような心躍るさま

    という沖縄の言葉とのことですが
    いとうみく氏の作品は、真逆な

    心がざわざわ

    します
    まいった・・・
    ちょっと読んだだけで
    引っ張られて
    息するのも忘れて
    夢中で読み進めていたように思います
    それくらい、集中しちゃいます

    なんなんでしょうねぇ
    触れてほしくない部分を
    がちゃがちゃにされる思いというんでしょうか
    思春期をとっくの昔に過ぎたおばさんでさえ
    こんなにはかはかするんですから
    思春期ど真ん中、その前後の若者は
    どんな気持ちで読むのでしょう

    あ・・・おばさんは、親の気持ちにも傾くからかな・・・

    女子特有の友達関係とか
    友達との距離感、距離の取り方というのかな
    大人というか、社会で生きていく上での
    汚い部分というか
    自分は、何者?とか
    生きる意味とか・・・etc

    純粋だからこその一途な思いといいますか
    不器用な自分の言動に一喜一憂したりとか

    最後が前向きなベクトルなのに安心し
    でも、現実、真逆なベクトルに進んでしまうことが
    ありはしないか・・・
    事実は、小説より奇なりー
    心配性なおばさんは、思ったりします

    小中学生だけではなく
    大人にも読んでいただきたい1冊です

    投稿日:2022/05/04

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