新刊
いろんなきもち おこるってなあに?

いろんなきもち おこるってなあに?(Gakken)

SNSで話題!発売前重版! イライラとの上手な付き合いかたを、親子で学ぶ絵本です

  • かわいい
  • 役立つ

ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集」 夏の雨さんの声

ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集 著:斉藤 倫
絵:高野 文子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:2019年04月12日
ISBN:9784834084573
評価スコア 4.4
評価ランキング 13,334
みんなの声 総数 4
  • この絵本のレビューを書く
  • 詩を読むって難しい?
     物語のように長くないから難しくないかな。
     でも、どんな詩だって聞かれても、物語のようにうまく話せないから、読めているっていうのかな。
     それに、例えばこの本のように「詩集」なんて言葉がタイトルになっているけど、どうみてもこれは「詩集」じゃない。
     でも、この長いタイトル、どこで切れるのかわからないけど、ちょっとかっこいいと思わないかい。

     この本の奥付き、ほら本のおしまいにある発行の日や発行した出版社の名前とか出ているページがあるだろ、に英語表記のタイトルが出てて、そこには「Good KidGood Poems」とある。
     その方がわかりやすいけど、日本語の長いタイトルの方がやっぱり好きかな。

     この本は小学生の男の子が亡くなったお父さんの友だちだったおじさんを訪ねて、詩とかの話をすることで、詩の世界がわかるようにできている。
     詩の世界っていっても、ひとつの詩をどんなふうに読むかは自由だし、そもそも正しい読み方はないかもしれない。
     この本でも、これが正しい詩の読み方なんて書いてない。
     でも、こんな文章があったりする。
     「ひとは、ことばをつくって、こころを、あらわそうとした。それでも、あらわせないものが、詩になった」
     だったら、詩って存在するの?

     もし、子どもたちがこの本を読んで、詩が書けたらいいけれど、書けなくても、詩って何だろうとちょっと考えてみるだけで、この世界の見え方は少し違ってくるかもしれない。

    投稿日:2021/10/17

    参考になりました
    感謝
    1

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集」のみんなの声を見る

「ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / わたしのワンピース / はじめてのおつかい

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(4人)

絵本の評価(4.4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット