子どもの心のお話ですが、大人の抱えているストレスにもつながる絵本です。
人は、本当の気持ちを圧し殺してまで、どうして良い子を演じてしまうのでしょう。
本心を伝えられないストレスが、摂食障害や精神的障害につながるという指摘は、ナイーブでありながらとても重要なことです。
どこかで踏みとどまらないと、心が破綻してしまうことだってあり得ます。
ようちゃんの気持ちを、お母さんは気づいてあげられるのでしょうか。
ようちゃんは本当の自分を吐き出すことができるのでしょうか。
以前教わった「ジョハリの窓」という言葉を思い出しました。
自己理解と人間関係修復の手法です。