ふくだとしおさんの本は
フリとオチが交互に来る、繰り返しパターンが多いように思いますが
それも、そんな一冊。
娘は、クイズ絵本の要領でフリに突っ込みを入れています。
娘はそういう楽しみ方でいいのだと思います。
しかし、この本は、単純な繰り返しだけではありません。
だんだん考えオチの様相になり、ついには・・・。
おおきくなったら、どうなりたいかということは
具体的なことばかりでなく、心の問題なんじゃないかと
しみじみと考えさせられます。
ひごろ「おおきくなったら何になりたいの?」なんて質問を
(こちらは、具体的な職業なんかの答えを想定しているわけですが^_^;)
安易に娘に投げていた自分を、少し反省しました。