「アーサー王のひひひひひまご=ヘンリー・アルフレッド・グラマソン」は、大冒険をして自分の勇気と力を試したかったのですが……。
本来、人に悪さをするはずのドラゴンやグリフォン、一つ目の怪物キュクロブス、(これは知らなかったのですが)海の怪物 リバアサンたちは、今は性格も大人しくなって、静かに余生を送っている様子で、とても戦いにはならない、そのやりとりがおかしかったです。
全体テンポよくリズム感があって楽しい展開でした。
どちらかというと可愛い感じの絵なので、登場するちょっととぼけた怪物たちの個性が、また一層キュートに見えました。
テキストに使っている文字の形や大きさがはっきりとしていて、大きく、読み手にありがたかったです。
5,6歳くらいから小学校中学年くらいのお子さんたちにお薦めします。