絵本ナビに投稿する前にはまった、きたむら おさむさんの作品。
絵の背景が、おんちのイゴールと酷似しているのですが、きっとイギリスの何処かにある風景なのでしょう。
お話は、ぞうのパブロが展覧会に出す絵で悩むところから始まります。
友だちからのアドバイスで、外に出て風景画を描くことに。
でも、やっぱり上手く描けず、お昼過ぎに眠ってしまいます。
すると、きたむらさんの作品に出演する御馴染みの動物達が、パブロのキャンパスに加筆していってくれて、絵が見事に仕上がっていくのですが、あっと驚く逆転劇が最後に待っています。
何ともきたむらさんらしいストーリーで、彼の作品を読んだことのある方なら納得の作品でしょう。
彼の描く動物の絵のテイストは、いつ見ても心を和ませてくれます。