話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

話題
移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

  • 泣ける
  • 学べる

NIPPER−His Master’s Voice−(ニッパー ヒズマスターズヴォイス)」 てんちゃん文庫さんの声

NIPPER−His Master’s Voice−(ニッパー ヒズマスターズヴォイス) 作:石浦 克
出版社:JVCネットワークス
税込価格:\1,760
発行日:2020年04月
ISBN:9784863031890
評価スコア 4.74
評価ランキング 1,082
みんなの声 総数 46
「NIPPER−His Master’s Voice−(ニッパー ヒズマスターズヴォイス)」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • あの犬の素敵な物語

    子どもの頃、親戚の家のピアノの上に、この犬の陶製の大小様々なフィギュアが乗っていました。首を傾げた白い犬をかわいいなと思い、気に入っていました。
    少し大きくなり、この犬は蓄音機の音を聞くために耳を澄ましているのだと分かるイラストと、それが音楽系の会社のロゴマークとなっていることに気付きました。
    それからまたしばらく経ち、大人になってから、この犬は「His Master’s Voice」という絵を元に作られたキャラクターで、彼が聞いているのは亡くなった飼い主の声だということを知りました。

    今回、その犬の物語が絵本になったということで、とても楽しみにして読みました。
    落ち着いた色合いの表紙を開くと、淡いトーンの優しい画面でした。
    ご主人が亡くなり、別々に暮らさざるを得なかった家族。穏やかなニッパーの日常が、こんな風に悲しい終わりを告げたのだと初めて知りました。

    引き取られた先でニッパーの生活が上向きになるきっかけがあって本当に良かったですね。
    バラバラになった家族とも再会できて安心しました。

    親戚の家のピアノの上に並んでいたあの白い犬の物語を、このような優しい色合いと語り口の絵本で読むことができて大満足です。

    投稿日:2020/06/01

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「NIPPER−His Master’s Voice−(ニッパー ヒズマスターズヴォイス)」のみんなの声を見る

「NIPPER−His Master’s Voice−(ニッパー ヒズマスターズヴォイス)」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

かいじゅうたちのいるところ / にじいろのさかな / きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / がたん ごとん がたん ごとん / だるまさんが / はらぺこあおむし / もこ もこもこ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



えほん新定番 from 好書好日さこももみさん

みんなの声(46人)

絵本の評価(4.74)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット