マーガレット・ワイズ・ブラウンとガース・ウィリアムズというコンビの本としてことで読んでみたくなりました。
「クリスピンのクリスピン」と強調気味に言うところが、とても印象に残りました。
誰かに起こされたり、作ってもらった食事を食べるのではなく、生活の主軸がすべて自分であること、よく考えると、そういうことって結構難しいことであるかもしれないと思いました。
主婦だと「○○さんの奥さん」、子どもがいれば「○○ちゃんのお母さん」と、自分が主体ではなく誰かの付属物的な呼ばれ方をすることに、疑問を感じることもあるかもしれません。
自分の尊厳を守るには自分の意識からという意味も込められているのかもしれないなと思いました。大人の方が感じることが多い絵本かもしれません。