クリスマスイブのおはなし三部作の中の一作です。ケーキ屋さんの目線で描かれたお話。
クリスマスイブに100このクリスマスケーキを作るケーキ屋さん。
そのうち、1個だけは大きい特別製のもの。
これは猫のクロと一緒に食べるケーキ。毎年二人で大きなケーキを食べるのを楽しみにしているのです。
でも、今年は食べられませんでした。
小さな女の子に売ってしまったからです。
三部作は繋がっているので、この女の子が、あっちゃんなんですよね。
ケーキは食べられなくても、とても嬉しそうなケーキ屋さん。
人として忘れてはいけない大切な優しさを教えてくれるお話です。