新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり
新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

サトウキビの絵本」 渡”邉恵’里’さんの声

サトウキビの絵本 作:杉本明
絵:スズキ コージ
出版社:農山漁村文化協会(農文協)
税込価格:\2,750
発行日:2000年
ISBN:9784540991356
評価スコア 4
評価ランキング 29,381
みんなの声 総数 2
  • この絵本のレビューを書く
  • 2000年刊行。サトウキビの研究者が、サトウキビの利用法、有用性、栽培方法、品種、砂糖の精製、砂糖を使ったおやつの作り方などを丁寧に教えてくれる学習絵本。
    大人も読み応えがある。

    身近な食材なのに、どうやって作っているかよく知らない砂糖。品種などは写真で紹介されて、細いのや太いのなどいろいろあって驚いた。日本では沖縄などが有名だが、実は全国各地で栽培されていた時期もあったとか。田んぼや畑の隅に植えられ、おやつとして食べていたという。
    いろんな品種があって、サトウキビの野生種はその辺にひっそりと生えていたりするという。ススキとよく似ているらしく、ススキとの見分け方も教えてくれて、興味深い。自分はススキだと思って見ていた植物が、実はサトウキビ(の野生種)だったら面白い。

    栽培するのも砂糖をつくるのも、大変に手間がかかる。
    昔は貴重なものだったというのは、実際に結婚式の引き出物として砂糖が使われていたのを見たことがあるから想像が付く。
    大正生まれの祖父母の時代は、まだ貴重品だったので、祖母は特に甘いものに目がなく、自分であんこを煮て作るときは、うんと甘くしていたのを覚えている。
    甘さ控えめなんていう発想は皆無だった。もちろん、とりすぎは体に良くないということも、敢えて無視していた感じがする…

    今では精製された白砂糖が安くどこでも手に入るようになった。
    かえって健康に悪い、体を冷やすなどといって遠ざける人も出てきている。(砂糖断ちをすすめる健康法もある)
    いろんな意味で人間に影響力の大きい植物なのだと、改めて思った。

    投稿日:2021/08/19

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「サトウキビの絵本」のみんなの声を見る

「サトウキビの絵本」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

いないいないばあ / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(2人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット