「シロナガスクジラより大きいものっているの?」が、とても面白かったので姉妹編の本作を読んでみました。
最初に登場するのが、チビトガリネズミ。
体長7.5cm(しっぽも含め)ですから、極小のネズミです。
ゾウとの比較も中々面白いもの。
次に登場するのは、テントウムシ。
テントウムシが、カブトムシの仲間とは初耳でした。
その次は、ゾウリムシとアメーバ。
ここまでは、何とかついてこれますが、これから以降は、かなり難解。
何せ、分子→陽子→粒子まで話は進むので、解説があっても大人でも難しいはず。
しかも、その形が球体ですから、なおさら比較し難いのです。
さらに、文章も詰め込み過ぎ。
見開きが、殆ど文章で埋め尽くされているページもあるので、これでは、理解しようとするのが無理というもの。
あまりに本格的過ぎて、対象年齢は大人と言っても良い位の水準の作品だと思います。
科学が大好きな子供にとっては、たまらない作品かも知れません。