『Chasing Degas』が原題。
ドガというのは印象派の画家、表紙絵を見て、あの名画だとピンときました。
主人公はオペラ座のバレリーナ。
バレエの練習場によくやって来るドガさんに、舞台用のチュチュの入ったバッグを間違われての騒動。
その探す過程において、仲間の印象派の画家たちと遭遇するのが愉快です。
モネ、ルノワール、メアリー・カサットなど、それぞれの個性を踏まえた登場が絶妙です。
まさに、バレエと絵画の融合のような展開は、もちろんフィクションですが、
興味深かったです。
小学校高学年くらいから、名画入門としてもよさそうです。