汽車の運転士のダフィが、ブレーキをかけずにプラットホームにおりたから、たいへん、汽車が走り出してしまいました!
走る走る汽車、おいかけるおいかけるダフィ。このおいかけっこが読み手をはらはらさせたり、わくわくさせたりします。
汽車とおいかけるダフィたちはとっても躍動感があるのですが、そのまわりの光景はとってものどか。ページいっぱいに広がる草原の緑や畑の中に暴走する汽車。対照的ですが、これが、落ち着いておいかけっこがみられる理由なのかもしれません。
汽車が大好きな男の子は、きっとこの本が手放せなくなるかも。おすすめです。