ペロー童話で読んでいないお話ということで興味を持ちました。
幸せいっぱいの王国で、王妃が亡くなり悲しみにくれる王様。
王妃に似た美しい娘を見つけたと思ったら自分の娘だった。
そして、王様の恋の炎は収まらずという展開に驚きと共に嫌悪感が起きてしまいました。
王様が王妃を失った悲しみはわからないでもないですが…。
日本の話でいうと「はちかつぎひめ」が近いかなと思いました。
指輪が出てくるところは「シンデレラ」に似ているかなと。
出てくるドレスの数々のイメージはとても美しく、絵もとてもきれいに描かれていると思いますが、子どもの前でこのお話は読み聞かせたくはないなあと。
ラストはほっとするのでよかったのかと思いますが、うーんと思うところのあるお話でした。