なまけものだなんて、変な名前。考えてみると、勝手につけられたのだから、なまけもの自身からしたら
失礼しちゃう話ですよね!
本の中で、森の動物たちからなまけていると言われ続けるなまけもの。その度に、「なまけていません。」と
反論しているのが、なんとも可愛い。
周りのみんなにはなまけているようにしか見えないかもしれないけれど、なまけものにはちゃんとした理由があるのです。
なるほど!なまけているわけじゃないんですね!
そう思ったら、人間ももっとなまけてみてもいいんじゃないかなと思いました。ちゃんと理由があるのなら
なまけているわけじゃないんですから。もっと肩の力を抜いて生きてみよう!
そう思いました。
最後のオチもなんともなまけものらしくて、大笑い!というのではなく、ププっと笑えます。
脱力系癒し絵本です。