しばいぬチャイロのおはなし、と副題にあります。
作者が18年間一緒に暮らした柴犬がモデルだそう。
チャイロ?
ああ、茶色からのネーミングとは、キュートです。
飼い主のたっくんの自転車が気になる様子。
夜になって、こっそり乗ってみるというから、驚きです。
飼い猫のシロもお伴に、愉快なサイクリングです。
爽快な走行でしたが、ブレーキが分からず、わあ!
桜並木が素敵な余韻です。
もちろん、何事もなかったように自転車を戻しますが、
やはり、形跡は残るようで。
このほんのりとした塩梅が素敵です。
チャイロの、「ワフフン」というセリフが、リアルとファンタジーの合間で素敵に響きます。