対象は小学校高学年以上でしょうか。息子には難しいと思いつつ、訳者が私が注目している千葉茂樹さんで、自分が読みたかったので借りてみました。
ティピーとは、アメリカの先住民たちが使う可動式の家。ハコヤナギの葉の形を模して作ったテントのようなものです。
ティピーの建て方も、「円を描いてティピーをたて、朝日の通り道をあけなさい」というように、神様の助手・ナピのお告げに従っています。
先住民が一緒に連れて行くバッファローたちも、神様から授けられた精霊という風に、すべてにナピの言葉を優先していることに驚きます。
それだけ、自然や神様に近い暮らしをしているのでしょうね。
ティピーの印には、一つ一つ物語があるそうで、そのことにも驚きました。
自然や天候、動物たち、あらゆるものたちの声に耳を傾けるという姿に、自然に近い暮らしであることを垣間見ることができます。
近代的で効率の良く自然から離れた日本の暮らしぶりを思うと、我々の祖先たちもこのように、きっと神々や自然を大切にしてきたのであろうと、そのルーツに触れるような思いがしました。
対象は小学校高学年以上でしょうか。息子には難しいと思いつつ、訳者が私が注目している千葉茂樹さんで、自分が読みたかったので借りてみました。
ティピーとは、アメリカの先住民たちが使う可動式の家。ハコヤナギの葉の形を模して作ったテントのようなものです。
ティピーの建て方も、「円を描いてティピーをたて、朝日の通り道をあけなさい」というように、神様の助手・ナピのお告げに従っています。
先住民が一緒に連れて行くバッファローたちも、神様から授けられた精霊という風に、すべてにナピの言葉を優先していることに驚きます。
それだけ、自然や神様に近い暮らしをしているのでしょうね。
ティピーの印には、一つ一つ物語があるそうで、そのことにも驚きました。
自然や天候、動物たち、あらゆるものたちの声に耳を傾けるという姿に、自然に近い暮らしであることを垣間見ることができます。
近代的で効率の良く自然から離れた日本の暮らしぶりを思うと、我々の祖先たちもこのように、きっと神々や自然を大切にしてきたのであろうと、そのルーツに触れるような思いがしました。
息子には難しいようでしたが、絵本の言葉はじっと聞いていいました。