色も形もない音を色と形で表している、それが一番印象に残りました。オーディオ専門家の高津さん・遠藤さんと絵を描いた長崎さんがどのようなやりとりをしながらこの絵本を完成させたのか、ものすごく興味があります。
人間や動物の耳がいかによくできているか、耳や音に関する情報が数多く紹介されていて、知らなかったことがいっぱいでした。
図鑑とはまた違った味わいで、絵だけを見ても音についてイメージを広げたり想像力を養ったりできます。わずか44ページと思えないほどボリュームたっぷり。
出版社のおすすめ年齢は「3・4・5歳〜」とありますが、小中学生から大人まで十分満足できる1冊です。