いつでもパラディア・シリーズの1作目です。
今回のお話は、はこいりひめのボーイフレンド・みえぼうが進行役です。名前こそ、どこかの古い番組(「き○どん」)に出ていた息子の名前と同じですが、ここパラディアでは、軽くジャンプすると、魔法みたいに着替えたい服に着替えられる不思議な男のです。
そのみえぼうが、道端でゼリーみたいな玉を見つけ、その迷子(らしい)ゼリーの玉のお家を探すのが、今回のお話。
パラディアには、いろいろな不思議生物たちが住んでいるので、ゼリーの玉のお家を探しているうちに、前回も登場した「えいさ・ほいさ」(走るのが大好きな二人組)や「大きな家が背中に乗っていて、みんなのタクシーのような役割をしている「だいでんでん」、踊ったり歌ったりするのが大好きな二人組のおばあさん「ジルバア・ルンバあ」なども登場します。
さらに新しい仲間たちも次々登場するので、子どもは読んでいて、とても楽しかったそうです。
続編の「はこいりひめのきえたはこ」とともに、(小学校低学年から中学年の女の子(たぶん、男の子はこういう話は苦手)に特にお薦めの作品です。
また、子どもにとって、ワクワクする材料の一つが、魔法みたいに変身できるみえぼうの特殊能力(?)でした。
で、事件の発端となった「ゼリーのような玉」は、どうなったかって?
気になる方は、ぜひ!読んでみてください。