りっぱなぶどうの木をもったきつねがみんなのためにぶどうやになったよ・・・というお話。
カラスのガラスダマ、ニワトリのふかしまんじゅうなど、それぞれの動物の特性を活かしたお店が並ぶのが面白いです。
人間の世界も原始時代、物々交換から始まって、お店ができて・・・そんな風に経済が発展してきたんだなぁと小さな子供にも理解しやすいと思います。
経済の発展には利便性だけでなく、きつねの「みんなによろこんでもらいたい」という気持ちも大切だと思います。
「みんなによろこんでもらいたい」という気持ちが仕事を始める原動力になり、仕事を続け発展させる情熱を支えます。
そういった気持ちも描かれていてうれしいです。