別に誰が見ていなくても
当たり前に自然に
風が吹くのと同じように…
木から実が落ち
虫に食べられ
虫は魚に食べられてと
連鎖していくのです。
かわいそうという気持ちに邪魔させる暇もなく
粛々と連鎖をすすみます。
大事なのは最後の人間が
次につなげることを忘れないこと。
種をまくことを忘れたらきっとバランスが崩れてしまい
いきものたちがいなくなるきっかけになってしまいます。
人間は快適に生活するために
木も切りますし、豚や牛も食べます。
なくすばかりでなく命をつなげる活動の大切さを親子で考えさせられたいい絵本でした。