先日学校の4年生の教室で、この絵本を読んできました。
自分的にはすごく面白いと思ったのですが、聞いてくれた子どもたちはこの物語のアンディや、ライオンを好きになってくれたでしょうか〜。ちゃんと物語が伝わっているといいな。
個人的にジェームズ・ドーハーティさんのような太い線のタッチが好きです。
絵本の中の字も普通の絵本の活字よりも大きく、はっきりと白いページに描かれていたので、読みやすかったです。
場面としては、アンディのおじいちゃんがライオン狩りの話をしているシーンと、道端でばったりライオンに出会ったアンディと、ライオンが大きな石の周りで、なぜか追いかけっこをしてしまうシーンが好きでした。
また、本好きにたまらないのは、お話が図書館で始まって、図書館で終わるところです。
初めて日本で発行されたのが、1961年ですので、ホントに年季の入っている絵本です。
なのに、ちっともお話に古さを感じさせない。時代はやや違うのがわかりますが、年月が変わっても、どんなお子さんにも楽しく聞いたり読んだりできる絵本だと思いました。