近所の地区センターで見つけたこの本の表紙に、“2000年ボローニア児童賞 大賞受賞”というシールが貼ってありました。
娘が、「すごい本なのかしら」と興味を持ってやってきたので、一緒に読みました。
多分、この本の魅力は、とても顔が小さいのに、とても大きな体をしたおじさんの姿ではないでしょうか。
このありえないバランスの登場人物の姿が、読者を、実際にはないけれど、どこかにありそうな不思議な世界に連れて行ってくれます。
でも、“大賞受賞”のシールにつられて、過大な期待を抱きすぎてしまって、娘と私は今ひとつ乗り切れませんでした。