アントニー・ブラウンの作品はいくつか読んでいますが、とにかくゴリラとかチンパンジー系のキャラクターを擬人化して使っている絵本が多いです。
私は個人的に「こうえんで…4つのおはなし」と「森のなかへ」が好きですが、この本はそうした彼の作品の描きたい世界のハシリだったんじゃないかな〜と、思いました。
この絵本を見ると作者尾のゴリラ好きがそのまま主人公の女子に反映していて、とても面白いです。
動物園の類人猿コーナーのゴリラやらチンパンジーやら、オラウータンたちの描写が半端なくリアルです。
文字は少なめで、絵で物語ってくる作品です。
ゴリラなどが好きな人には特にお薦めですが、お父さんが大好きなお子さんたちにもお薦めしたいです。
出来たらこの本はお父さんに読み聞かせしてもらいたい1冊です。