4歳の娘と読みました。
保育園で「いいから いいから」全巻、読んだことのある娘は、
話の先を私に言いたくて言いたくてしょうがない様子。
びんぼう神さんをお客さんとして手厚くもてなしてしまう
おじいさん一家ですが、
恐らくこの絵本が、「びんぼう神」を知るきっかけになったのではないかと
思います。
それにしても見かけとは裏腹にものすごい実力を発揮する
このびんぼう神。
「いいから いいから」なんて言ってるおじいさんですが、
いやー!
絶対、よくない。
もう、お財布おとしたお母さんの表情とか、
食べるものがない一家の寒〜い感じとかが、
全然、よくない。
それでも、会社が倒産したお父さんを暖かく迎えるおじいさんに、
なんだかジーンときちゃいました。
よくないーと思って読んでいたけど、
「いいから いいから」って、
とっても優しくて暖かくて、愛のあふれる言葉なんですね。
最後はなんとなあく持ち直してきたおじいさん一家。
お父さんが屋台を挽いていた姿を発見して小躍りした私でした。