平凡な日常に飽き飽きして、
外の世界へ踏み出したメェーリンダだけど、
お話の途中、我が強くて鳥達の木を勝手に一人締めしてしまい
鳥達に嫌われてしまった、という印象もありました。
もちろん本人は悪気があってしているわけではないので、
そんなわがままを出して一時は嫌われることがあっても、
ときには我を出すことも必要なのですよね〜
結局鳥達からも受け入れられ、
生きていくためにみんなで協力し合って助け合っていくことが
必要なのだということも考えさせられました。
だけど、最後、
そのまま親たちにも会えずに
あの世へ旅だってしまったと解釈したので、
やっぱり一人住み慣れた群れから出ていくのには
それなりの覚悟が必要なのだということと、
中にいては気づかない、安定の場の良さも
忘れないようにしないといけないなと思いました。
好き勝手やってると帰る場所がなくなるという怖さも
教えてもらえるような気がします。
広い世界を見て、自由を手にいれた本人は
それでもよかったのかもしれませんがね 笑
とはいえ、やっぱり外に出る勇気もとっても大切なこと。
なんだか複雑な気分にさせられた物語でした。