木葉井さんの絵って、一見小さな子どもの絵みたいだなぁと、思いました。
けれど、よく見ると色の使い方がとても鮮やかで、インパクトがあるのに、油絵ではなく水彩っぽいにじみ具合いなど、味のある作家さんだと感じました。
ナメクジとか、ボウフラとか、コガネムシの乗っている場所とか、ダンゴムシとか…。
登場するものの目線が「子どもの目線」ですよね?
自分の子どもは、小さいころ地面の下の方でうようよしているちっちゃな虫たちを気にしていました。
大きなものと小さなものを、面白い角度から比較しているところも笑えました。
夏の暑い日、小さなお子さんと読んだら楽しい絵本だと思います。もちろん、むかし小さかった人たちに読んであげても、喜んでくれるんじゃないかと思いました。
うちの子は「なんじゃこりゃ」と、言ってましたが…。
面白がっている反応あり!と、見ました。