息子が最近、障害を持っている人を見て、自分とは何か違うと感づいてきたので、偏見を持たないうちに・・と思い、この絵本を読んできかせました。
幼稚園に通っているさっちゃんは右手の指がないのを理由に、ままごと遊びのお母さんをやらせてもらえません。
そして、幼稚園も休むようになるのですが、お父さんやお母さんに勇気づけられ、そして友達も謝りに来てくれて、すっかり元気を取り戻すというお話です。
小さい子供が、自分の障害を受け入れること、そして他の人の障害を受け入れることはとても難しいことだと思いますが、この絵本ではそれがわかりやすく表現されていて、読んでいて何度も胸が苦しくなります。
息子にはこのことがうまく伝わったかどうかわかりませんが、最後まで真剣に話を聞いてくれていました。
そして、読み終わったあとに「○○のても、まほうのてやで!」と言っていました。
障害のある子も障害のない子も何も変わらなく、みんなまほうのてを持ってるんだよってことを伝えておきました。
障害に対して偏見や差別を持つことのないよう、是非、多くの子供に読んで欲しいです。