ヤカンのおかんとは、いつもぷんぷん怒ってばかりのおかあさんのこと。
フトンのおとんとは、やすみの日にずっとゴロゴロしてばかりのおとうさんのこと。
おとんとおかんが対照的に描かれているのが面白いです。
絵もおかんは暖色系、おとんは寒色系です。
関西弁で描かれているので、よりリアルな感じがして面白いです。
こどもの冷静な一言でおかんもおとんも、はたと我に還り、自分の行動を反省します。
子供は、ふつうのおかんとおとんが好きなのです。
私も怒ってばかりの時があり、どきっとしながら読みました。
そんな時は、深呼吸でもして子供の気持ちに寄り添いたいと思いました。