この本は、男の子が天国のおとうちゃんに手紙を書いたもの。
長谷川義史さんご自身の実話です。
「はいけい、てんごくの おとうちゃん げんきに してますか。」
から始まるんですが、もう最初からグッと込み上げてきて私はダメでした。
だけど、子どもって大人が思っているより、ずっとしっかりしていますよね。
父親の死を受けとめ、力強く生きていくのが素敵でした。
とても悲しい内容ですが、関西弁と長谷川さんの絵で重くなりすぎない所が素晴らしいです。
うちの子ども達はまだ身近な人の死に直面した事がありませんが、この絵本を読んだ事がいつか何かの役に立ってもらえたらな〜と思います。我が家の本棚にいつも置いておきたい、そんな1冊です。