「先生ってときどき…」ではじまる各ページに保育者の様々な姿が描かれています。元幼稚園教諭だった私は、おに、おすもうさん、おおかみの後にほ〜ら来たか!と期待していたものが最後までありませんでした。それは「おこりんぼ」。かつて私もよく怒ったし、卒業生の話しをきても子どもを怒った話しは尽きません。大場先生も幼稚園の先生をしていらした方ですが、きっと心の広い穏やかな先生でいらしたのだろうと、退職してから20年近く経った今になって、少々反省しました。「せんせい、だいすき」という言葉はありませんでしたが、保育者を肯定的に見ていて下さり、これから入園を控えている子ども達も、現園児達も安心して頷きながら見ることの出来る絵本だと思いました。
平成17年度の終わりの方で『わたし』『あなた』そして『せんせい』を授業で読みました。長さんの絵、素晴らしいです!(18.2.4)