わたし自身が子どもの頃に大好きだった絵本で、息子も大のお気に入りです。
子どもがおねしょをしたら、「あ〜あ」とか、「だから寝る前にあんなに飲まなきゃよかったのに」とか、ちょっと小言も言いたくなりますが、この絵本を読むと、小さいうちはおねしょをしたってしょうがない! お日さまにあててホカホカかわかせばいいじゃない! という作者のあたたかなメッセージが伝わってきて、わたしも子どもを、作者のようにあたたかく見守ってあげなくちゃ、と改めて思ったのでした。
そのように子どもたちに対して大らかであたたかなまなざしをもっている方が書かれた作品は、心から安心して子どもに読んであげることができます。改めて、ノンタンシリーズのすばらしさを感じた作品です。