もしぼくが鳥だったら パレスチナとガザのものがたり」 ヒラP21さんの声

もしぼくが鳥だったら パレスチナとガザのものがたり 作:ファーティマ・シャラフェッディーン
絵:アマル
訳:片桐 早織
解説:鈴木 啓之
出版社:ゆぎ書房
税込価格:\1,980
発行日:2025年01月25日
ISBN:9784910343082
評価スコア 4
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  • ガザ地区に住む人たちの思い

    ガザ地区に住む人たちの思いを形にした絵本です。
    自分たちの住んでいた場所を追われ、難民となった痛烈な思いが伝わってきます。
    広い町の狭い場所で暮らしているという感覚は、とても重く感じられます。
    オレンジはパレスチナを象徴する果実のようです。
    新しい住人はそれを枯らして、別のものを持ち込んだと言います。
    必ずあの家に帰るからと、父親は家の鍵を持ってきたと言います。
    あくまでもガザ地区の人びとの感覚は被害者なのです。
    日本で戦後80年を考える時、時を同じくしてパレスチナ問題が生まれていることを考えました。
    この絵本はクラウドファンディングで出版され、「ガザの子ども図書館展」で紹介されているそうです。
    今、彼の地で起こっている惨状に怖さを感じます。

    投稿日:2025/05/12

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