ほんともツアーへようこそ、の副題そのままのテンション。
なんと、ほんちゃんが案内役。
参加者は本への関心度もいろいろであることもポイント。
なるほど、たくさんの扉を紹介、という構成ですね。
想像、冒険、レッスン、知識、平和を考える、出会い、未来。
NDCうんぬんといった堅苦しいものではなく、
大胆なカテゴライズは、子どもたちの多様な関心をどこかで掬い取ってくれますね。
まずは王道、物語の世界。
いろんな物語が描かれているのが素敵です。
実は巻末の二次元コードに解答も完備してあるので、
たっぷり楽しめそうです。
一見とっつきにくい「平和を考える」への導入は、お見事です。
小学生くらいから、読書週間にもよさそうです。