うさぎのしま」 やこちんさんの声

うさぎのしま 作:たての ひろし 近藤 えり
出版社:世界文化社 世界文化社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2025年06月12日
ISBN:9784418258260
評価スコア 4
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  • 戦争の悲惨さを伝え続ける島

    大久野島には何度も足を運んでいます。
    ひとつは、うさぎのかわいらしさに触れるため
    もうひとつは、ライフワークにしている戦争遺跡を訪ねるためです。

    うさぎは本当にかわいらしく、すぐ寄ってきてくれて
    触ったり餌をあげたり(#^^#)
    ただ
    そのウサギは、実験用の動物が逃げ出して野生化したりしたものでなく
    戦後、持ち込また外来種であること
    また、大久野島の環境資源では支えられる頭数を超えていることを
    この本で知りました。

    戦争中は、地図から消された島であった大久野島。
    今も、その傷跡を晒し続け、
    まだ立ち入れないエリアもあります。
    そんな島のシンボルであるウサギも
    また、現在の環境破壊の縮図のような存在として
    何かを伝えているような気がします。

    この本を入り口に
    リアルな大久野島を感じてもらいたいと思います。

    投稿日:2025/08/12

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