「コーダ」の映画を見たので
聞こえない家族の中で聞こえる人のことを指すのだとは知っていたが
それでも、その内実は、複雑なのだなと感じた。
「マイノリティな存在を知ってもらうということは大事だけれど、もう、その先に進んでもいいのではないか」という記述があり
ドキッとさせられた。
理解しあうことは大事だけれど
理解したら、その次は、どうすればいいのかということを考えなければならない。
聞こえて見えて、移動にも不自由がないことが前提で設計されている社会を
どうしていけば、みんなが生きやすい社会になるのか・・。
コメの値段ばかりが取り上げられ
一喜一憂しているこの国に
それを成し遂げられるだけの力がまだ残っているのか
少し不安にもなった。
手話歌が、感動ポルノだったことは、少し驚いた。
立場が変われば、それぞれの意見があるものだ。