題名になにやらオーラを感じ、作者両名のコラボに期待感が膨らみます。
白黒写真で撮影された光景は、昼間と変わらないのですが、
そこに、ゆめのこどもが次々現れます。
見慣れた光景は、ところどころ、中辻さんによって色付けされ、
異空間のような雰囲気です。
谷川さんの語りから紡がれるゆめのこどもは、オノマトペの化身のようで自由自在。
音の楽しさもたっぷりと楽しみましょう。
もちろん、中辻さんの造形も愉快に伴走します。
これだけでも十分楽しいのですが、
巻末には、谷川俊太郎さんの息子さんの谷川賢作さん作曲の歌まで完備。
YouTubeで聞いてみましたが、独特の世界観が愉快です。
やはり幼稚園児に。