まず初めに、カレーライスの作り方がわかる本ではありません。
フミオくんが家族と一緒にカレーライスを食べていると、カレーの種を発見。庭に種を埋めて育てて、カレーの実を収穫してみんなで食べる・・・というストーリー。
表紙の硬派な絵とタイトルからは想像がつかないほど、ぶっ飛んだ内容です。目の前にカレーライスが存在しなくても、どこからともなくカレーの香りが漂ってきそうな感じがしました。
お父さんはサラリーマンではないのか、家族みんなで踊り出すなんて、普段からノリがよい家庭なのか等、気になることたっぷりです。絵本に教育的要素を求めすぎない人にオススメします。