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岩波少年文庫 みどりのゆび」 レイラさんの声

岩波少年文庫 みどりのゆび 作:モーリス・ドリュオン
訳:安東 次男
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\825
発行日:2002年10月
ISBN:9784001141016
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 7
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  •  せんそうはんたいを花で

    不思議な題名がずっと気になっていました。
    しかも、戦争、というキーワード付きで。
    実に奥深いファンタジーでした。
    主人公はチト少年。
    チトが成長するにつれ、大人たちの世界の矛盾に気づく、という訳です。
    実は、チトには、不思議な親指があり、触れると、植物が生えるのです。
    その能力に気づいたチトは、大人社会の矛盾に疑問を感じ、
    植物を生やすことで、変革をもたらすのですね。
    究極は、戦争を未然に防いだことです。
    これだけでも、十分風刺が効いていますが、
    ラストには、驚きのフィナーレが待ち構えています。
    語り口は、子どもの読者に語りかけ、
    子どもの特性を褒めてくれるようで、嬉しいところです。
    大人にとっても、子どものピュアな心で見透かされるようで、
    襟を正したくなる思いです。
    小学校高学年くらいから、大人にとってもたくさんの示唆があると思います。

    投稿日:2019/09/09

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