ブラジルの作家さんによるコラージュ絵本です。
原題はポルトガル語ですが、スペイン語から類推するに、「マダム・バレスカの甘い歴史」。
邦訳のセンスに拍手!です。
ケーキ屋さんとお姫さまの恋物語。
お互い好意を持つも、お姫さまの巨大なドレスが邪魔して手をつなぐこともままならないのです。
試行錯誤の末、歩み寄ることが大切、と気付き、全く違う暮らしから
二人の生活を作り上げるのです。
その象徴が、「とびきり甘くておいしいロールケーキ」。
ケーキ好きならうっとりですね。
コラージュを駆使した絵はとてもおしゃれで、スタイリッシュです。
どちらかというと、センス的に大人向けかもしれませんね。