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じごくのラーメンや」 ぷうさんのはちみつさんの声

じごくのラーメンや 作:苅田 澄子
絵:西村 繁男
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:2010年04月
ISBN:9784774611556
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,160
みんなの声 総数 51
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  • 登場人物のキャラクターが良いですね。 

    閻魔さまは、威勢がよくて、サバサバしていて、単純そうで(笑)  根は優しい人なのかも!?って、思えてきちゃいます。

    お地蔵さまもキュート♪ 「ごちそうさま おいしかったあ」  「もっと いっぱい たべたあい」   なんてセリフからして、何だか子どもみたいで可愛いです。


    地獄の様子が、細かく描写されていていいなって思います。
    グツグツと煮立つ熱湯に入れられたり、針の山を歩かされたり、火あぶりにされたり、ヘビに体を巻き付けられたり・・・他にもいろいろ。
    反対に、天国の何ともまあ優雅な生活なこと♪  お釈迦さまはコーヒー片手に読書を楽しみ、天女?が空を飛んでいたりもします。
    地獄と天国の対比が上手に描かれていて、おもしろかったです。


    地獄と天国って絶対相容れないイメージがあるけど、この作品では天国の住人が普通にラーメンを地獄まで食べにきているし、閻魔さまも普通にラーメンをふるまっています。  この友好的なムードが良いなって思います。


    さて、我が息子。

    「そもそも天国とか地獄ってないよねー。あの世は絶対あるけど」
    ですって(^^;)  二年生になってだいぶ現実的になってしまい、読み聞かせの時寂しく感じることも多くなってしまいました。

    そして、お地蔵さまが激辛ラーメンを食べきった時の息子の一言。

    「やっぱり石でできているから、辛さとか感じないんじゃないの〜」

    なるほど!!するどいですね。母はそこまで思わなかったから、こんな部分からも、ちゃんと成長しているんだなあって嬉しくなります。


    おもしろい作品なので、ぜひいつか小学校でも読みたいと思います。二年生、三年生あたりに読もうかな?

    投稿日:2016/10/08

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