題名どおり、オタマジャクシを育てます。
卵の受精の段階からの説明があるので、とても詳しいなと思いました。
オタマジャクシのお話でも、受精のお話を子どもにするのは、少しドッキとします。
その点には何の不思議さもなく読み進んでいました。
卵でもオタマジャクシにならないものもあるのは切ないなと思いましたが、そんなところに自然の厳しさも感じました。
オタマジャクシからカエルに変わっていく様子も、観察していたからこそ書けるのでしょうけれど、丁寧で詳しくてとても勉強になりました。
春というと、桜の本を真っ先に思いますが、この本もこれから春の時期に思い出して読みたくなりそうです。