何と言っても、ポットくんとミミズくんのコンビのキャラクターが素敵です。
今、4作出ていますが、このキャラは何処かドモダケに似ていて発売すれば大ヒットの予感がします。
お話は、飛び損ねたたんぽぽの綿毛3つの物語です。
3つにも兄妹の順番があって、最後が124番目の末っ子というのも楽しいですし、それぞれのキャラの描き方も個性的です。
また、飛んで育つ場所まで行くとか、風がないときに綿毛が動物にくっ付いていくとか、科学的が部分もあって生きた教科書としても役立つと思います。
流石に、著者のプロフィールで、園芸好きが講じて渡米とあって英国王立園芸協会委員というのも頷ける内容だと思います。
しかも、末っ子の綿毛が風ガ吹かないで困っているときのミミズくんの一言
「素敵なところを知ってるよ。ポットくんのなかさ」
琴線に触れました。
絵もカワイイし、ストーリーも楽しいし科学の要素もあるしで超オススメです。