ダンゴムシと絵本ナビで検索するだけでも、たくさんの本が出てきます。
それだけ、馴染みの深い虫と言えるでしょう。
子どもたちが集団登校で集まる時間に、フラフラと花壇に行っては
ダンゴムシを2匹、3匹と手のひらに乗せて夢中になり、集合の合図も
聞こえなかったり…という子をよく見かけます。ウチの娘もですが。
この今森光彦さんのダンゴムシの写真絵本のどこが素敵って、
もちろん写真も素晴らしいですが、今森さんの観察の様子が
うかがえるような文章もだと思います。
素直で新鮮な驚きに、自分が体験しているかのような気分になります。
別に珍しくないじゃん、と思ったダンゴムシが、ちょっと特別な
存在になった一瞬でした。